151年目の歴史と伝統に輝く仁王小学校

~ 学校・家庭・地域総がかりで「共育」にあたる学校 仁王 ~

 継 承 と 挑 戦

                      校長 金 野   治

藩校作人館を前身とする本校が創立されたのは、学制発布の翌年の明治6年4月10日となっており、県内で最も古い歴史をもつ学校であります。昨年度は、創立150周年の記念事業を実施し、次の成果を挙げることができました。

①  本校の役割と使命の再確認と学校への「誇りと愛着」の醸成

②  学校・家庭・地域の絆の再構築

③  修養会精神に基づく「支え合い感謝し合う」意識の向上

創立151年目の今年度は、「継承と挑戦」をテーマに掲げております。これは、150周年事業で明らかとなり自覚を深めた本校の輝かしい歴史と教育の営みを今後も継承するとともに、今後の新たな教育の先駆者としての役割を果たすための挑戦を大事にしていく意味を込めています。これまでの本校が岩手の教育の充実・発展に貢献してきた矜持をもって、継承と挑戦を全教職員で進めてまいります。

 結びに、私たちの願いは子どもの幸せです。そして、笑顔と希望に満ち溢れた子どもの姿は、本校教職員、保護者・地域の皆様の共通の願いであります。私たち教職員は、この願いを実現するため、保護者・地域の皆様と共に子どもを基本に据えた教育を推進し、本校教育目標である「すすんでやりぬく仁王の子」の実現のために全力で取り組んでまいります。